木箱の蓋にはいろいろな形状があります。
平たい蓋をポンと乗せるだけの「のせ蓋」、被せるような形状の「かぶせ蓋」や「印籠蓋」、引き戸のようにスライドさせる「スライド蓋」など多くの種類があります。
オリジナルデザインで木箱をご注文いただく際は、蓋の形状もご指定いただけますので、ご参考にしてください。

印籠蓋(いんろうぶた)
BESTPACKの桐箱で一番スタンダードな蓋のタイプです。
本体に段差を設けて、蓋がぴったりと収まるように作られた形状です。蓋が箱の内側にはまり込むため、高い密閉性が内容物を守るのに適しています。
また、枠があるため乾燥による反りが抑えられるというメリットもあります。

被せ蓋(かぶせぶた)
経木折箱にでスタンダードな蓋の形状となります。松経木わっぱもこの形状です。
箱本体よりも一回り大きな蓋を作り、箱全体を覆うようにかぶせる形状です。開けやすく、見た目にも高級感があります。

乗せ蓋(のせぶた)
こちらも経木折箱のスタンダードな蓋の形状となります。
一枚の板を箱の上にただ乗せるだけの、最もシンプルで安価な形状です。包装紙や紐を使えばすっきりシンプルに、かつ美しく内容物を包むことができます。
特別な密閉性や強度を必要としない、簡易的な収納用に使われます。一枚板のため反りが出やすいというデメリットもありますが、加工が少ないため費用が抑えられるというメリットもあります。

シャクリ蓋
折箱の蓋で、本体の縁に合うように蓋の周囲を段差をつけて削り取る加工が施されたものです。この加工により、蓋が本体にしっかりはまり、多少のズレを防ぐと同時に、高級感を演出する効果もあります。

落とし蓋(おとしぶた)
箱の内側に蓋が落ち込むように溝を設けたものです。蓋が取りにくいため、指穴や取っ手、紐などを付ける工夫がされることが多いです。
一枚板のため、反りが出やすいというデメリットもあります。

スライド蓋
箱の側面に溝を掘り、その溝に沿って蓋をスライドさせて開閉する形状です。コンパクトで、開け閉めがスムーズに行えます。
一枚板のため、反りが出やすいというデメリットもあります。

また、蓋の角の加工も「糸面取り」や「几帳面取り」などがありますので、少し紹介します。
糸面取り(いとめんどり)
糸で引いたように角を少し落としてある加工です。角を少し落とすことで木箱を持った時の引っかかりが軽減され、見た目も美しくなります。

几帳面どり(きちょうめんどり)
アーチを描いた丸みのある加工が見た目の高級感をアップしてくれます。贈答品やおせち容器などによく使われる加工です。

いかがでしたでしょうか。
このように蓋の形だけでも様々な形状があります。
別注品を検討いただく際のご参考にしていただければと思います。
